今回は阪堺電気軌道のモ161形を制作してみました。
ニッパーで各部のモールドを撤去します
ドア位置を外側に移動。
中央にドアが入るので窓のみ切り取り位置を変更
車体側面一部をプラ板で復元し、一部裾を伸ばします。
中央のドアは 乗務員ドアを2つ組み合わせたもので再現。
屋根のR形状を変更するので パテを盛りやすいようにプラ板で断層を作り 盛る際の土台に。
フロントの窓サッシを接着。
各部にパテ盛りを行います。
パテ削り後 裾を延長したぶんドアモールドを追加で掘ります。
プラ板の切れ端で簡易的にドアプレスも再現
1回目サフ吹き。
ここで全体の雰囲気やキズの確認。
雰囲気は問題なかったので ひたすらヤスリで削ります。
ある程度傷を処理したら シルヘッダーなどの細かいモールドを貼り付け。
サフを吹いた上から接着剤で付けようとすると少々接着しにくいですが 最近はこうやってます。
ちなみに尾灯は改造の際出た発生品を使ってます。
屋根モールドはこのような感じに。
ベンチレーターは旧客から半分に切断したものを接着してます。
仕上げのサフ吹き。
まあ こんなものでしょう…
車体下半分に白色を塗装。
メインとなる雲部分のマスキングです。
今回使用するのは 100円ショップなどでも売っている 事務用の丸シール。
よく見るシールです(小並感
実車の配置を少々デフォルメしつつ、貼り付けて行きます。
車体色のスカイブルーを吹きます。
このあと屋根モールドを残すようにマスキングし、明るいグレーで塗装。
マスキングを剥がしてる最中の姿。
一見綺麗に塗れているように見えますが… シールののりがベッタリと付着してしまいました…。
とりあえず 応急処置でできる限りの糊を落としクリア塗装へ。
今回も排障器を制作。
時間がなかったので簡易的にしてみました。
色さしとステッカーを貼り付けて完成…!
方向幕は天王寺駅前。
ベンチレーターを明るいグレーで塗り分けると印象にメリハリが付いていい感じに。
こちら側は貸切。
選んだシールの大きさがちょっと良いサイズ感で 側面の雲塗装もデフォルメしつつ再現できたと思います。
阪堺電気軌道 モ161形 164号車 青雲塗装
(制作期間)
2020.7/23~2020.8/4
(使用種車)
箱根登山鉄道モハ1.2形
(使用塗料)
・車体色 Mr.カラー スカイブルー
・雲部分 タミヤ ベースホワイト
・屋根色 Mr.カラー ニュートラルグレー
・排障器、ベンチレーター類 タミヤ ロイヤルライトグレー
(ギャラリー)
▲2020.8.9 第9回町田トレインコネクションにて。車庫で待機中の164号。