今回は日比谷線3000系をご紹介します。
いつもと同じくCADで設計します。
印刷!
1回目何故か失敗しました。
気温が低すぎたのでしょうか…初めての現象です。
中間車印刷します。
▲妻面のみ別で印刷して 効率化を図りましたが、接合部が目立ちすぎることからこの印刷方法は中止。
側面に無数のコルゲートによるモールドが入っているため歪んでズレているのが目立ってしまいます。
大人しく1両ずつ印刷していくことにしました…。
今回も毎回恒例、期限まで時間が無いため CADの設計データは前作のこどもの国線から流用。
ここからは中間車を印刷しつつ、出来上がってる車両の積層痕を紙やすりで削ります。
プライマー入りサフを適当に吹いて様子を見ます。
さて、ここから塗装に入りますが 今回は面倒なので屋根から塗ってます。(Mr.カラーのニュートラルグレー)
グレーを拭いたあと中間車は銀色を吹いておしまいですが、先頭および後尾車は水色を吹きます。
幅広のマスキングテープに今回メインになるクジラのイラストを大体それっぽい位置に描いて行きます🐳
アタリとして描いた絵を元に清書→切り出しにてクジラ部分のマスキングは完成です。
▲絵心がないのでやたら目付きの悪いクジラが出来ました
お腹の部分に黄色のラインが入っているのでマスキング。
綺麗にマスキングが出来ていて一安心です。
このあと胸びれの青を塗って塗装は終了です!
この時点で満足してしまいそうになりましたが続行です。
塗装の終わった中間車に別で印刷しておいたベンチレーター、パンタグラフを接着していきます。
▲中間車の数が多いと大変です…
デカール貼りへ進みます。
小さいデカールを凹凸面に貼るのは 思わず罵倒したくなるような大変さでした(情緒不安定)
ここまで小さいとめっちゃ大変ということがわかりました
側面の文字の装飾、目、方向幕、車番に貼り付ければ終了です…。
このあと鬼のようにクリアスプレーを何重にも吹き付けます。 ケースで運んでるときに擦れて台無しになったら泣きますので…
~完成~
12月末に開催された運転会にてお披露目でした。
この1両に全ての苦労が集約されてます(極端)
高架線を往く営団3000系。
堂々の(?)8両編成。実は過去作ってきた中で最長の両数です。
制作期間:
種車:3Dプリンタによる印刷
仕様塗料:缶スプレー
車体色:タミヤ シルバーリーフ
屋根色:Mr.カラー ニュートラルグレー(基本色)
車体色2:Mr.カラー スカイブルー(No.34)
車体色3(胸びれ):タミヤ ブルー
車体色4:鉄道カラー 黄色5号
クリア塗装:Mr.カラー 半光沢
サーフェイサー:タミヤ ファインサーフェイサー(ライトグレイ)
●フォトギャラリー
▲第12回町田トレインコネクションにて(2022.2.27) 六郷土手さんの日比谷線13000系との共演。
▲2023.3.19 第15回町田トレインコネクションにて
▲同上