池谷車輛館

改造、製造したプラレールを紹介するブログです。

455系 東北色

2月頭に以前から導入を検討していた光造形タイプの3Dプリンターを導入しました。

 

自分はNova3Dのelefin mono seという機種で お値段本体のみで3万円。

 

プリンター本体に加えて消耗品各種(レジンなど(詳細は別の記事で書くかも知れません)を購入。

印刷するデータも用意します。今回はこの455系を3DCADソフトfusion360モデリングします。

f:id:iketani-atuage:20220105180024j:image



平面にスケッチして押し出し。

この作業の繰り返しで作って行きます。

 

 

データが用意できたら 別のソフトでサポート材と呼ばれるものをデータ上で取り付けます。この作業を行わないと正常に印刷されません。

f:id:iketani-atuage:20210411010512p:plain

 

 

 

プリンターにUVレジンをセットしていよいよ印刷です!!
f:id:iketani-atuage:20210210091022j:image

プラットフォームと呼ばれる土台の上に逆さで印刷されて出てくるので、スクレーパーで台から剥がします。

この455系は約3時間ほどで印刷されました。

 

f:id:iketani-atuage:20210215091144j:image

土台のしたからニョキニョキ生えてるのがサポート材です。

 

f:id:iketani-atuage:20210222082057j:image

剥がした後、出力した印刷物を水と洗剤で洗います。(水洗いレジンを使用しているので水洗い)

 

f:id:iketani-atuage:20210216194103j:image

完全に水気を乾燥させたら UVライトを使用して二次硬化。ふにゃふにゃの車体がカッチリ固くなります


f:id:iketani-atuage:20210215091140j:image

硬化させて 何度かサフと紙やすりで手を加えた物が上の画像です。

ここに来るまで いくつかバージョンを重ねてきたので 使えない車体が溢れてて悲惨な事に(笑


f:id:iketani-atuage:20210215091149j:image

手(ヤスリ)が入りにくいところは積層痕がそのまま残っちゃってます。

 

 

f:id:iketani-atuage:20210222082327j:image

とりあえず先頭車だけ塗装します。

車体色は鉄道カラーのクリーム10号(小田急アイボリー)


f:id:iketani-atuage:20210222082322j:image

マスキングして 緑帯


f:id:iketani-atuage:20210222082313j:image

塗料はMr.カラーのデイトナグリーン


f:id:iketani-atuage:20210222082332j:image

帯が塗り終わったら スカートの塗装。


f:id:iketani-atuage:20210222082309j:image

屋根です。

クーラーとベンチレーターをロイヤルライトグレーで塗り マスキング。


f:id:iketani-atuage:20210222082336j:image

マスキングした上からニュートラルグレー

 

マスキングを剥がして、仕上げにクリアを吹けば…
f:id:iketani-atuage:20210222082341j:image

完全に東北色ですね。いい感じです(自画自賛)

 

f:id:iketani-atuage:20210225191449j:image

他の号車も同じ手順を踏み、塗装。

 

ステッカーを貼っていよいよ完成です

f:id:iketani-atuage:20210410181516j:plain

f:id:iketani-atuage:20210410181636j:plain

一緒に設計したモハ。

f:id:iketani-atuage:20210410181655j:plain

方向幕は快速

f:id:iketani-atuage:20210410181718j:plain




455系 東北色

 

使用塗料

(車体色) 鉄道カラー クリーム10号(小田急アイボリー)

(帯色) Mr.カラー デイトナグリーン

(屋根色) Mr.カラー ニュートラルグレー

(クーラー) タミヤ ロイヤルライトグレー