東北地方がテーマの運転会にお誘い頂いたこともあり、運転会に向けて制作をした車両です。
とりあえず作るなら、路面電車かなーやっぱりww(イキリト)と思い、何も考えずに箱根登山に鋸を入れるのでした…
当たり前のように切り取られる屋根機器くん…
左右の窓とドアを切り抜き、前後で入れ替えてドアの位置を変更します。
実はこの作業、割と久々なのもあり時間が掛かってしまいました。(追記:割と久々どころかこの作業、2年ぶりくらいでした…)
屋根に開いた穴も埋めつつ
恒例のパテ盛り。
屋根の丸みが欲しかったので、0.3mmプラ板を貼ってから盛ってます
棒やすりで余分なパテを削り落とします。
そして後尾車からの改造だったので、側面にフックを追加。
ドア部分に角棒を入れたり、プレスを再現したり、全面窓に枠を入れたり……
更に細かい装飾を入れる前に一旦サフを入れ、キズの確認や造形に不備が無いか確認したりしなかったりします。
問題が無ければ、シルヘッダーや雨樋、手すりなどを切り出したプラ板で接着。
更にコトブキヤのモールドでヘッドライトも接着。
正直、サフを吹いたあとに接着を行うと 流し込んだ接着剤(セメント)によりサフが溶けたり、直に接着するよりも剥がれやすくなるなどのデメリットがありますが、最近はこの手順でやってます。
ちなみにシルヘッダーは0.3mm、雨樋は0.5mmで厚みを変えております。
続いて排障器の作成。
1mm角棒と2mm角棒の組み合わせで作成。
よく見ると歪んでますが、実車も歪な形に歪んでいたのでOKです
屋根に踏み板とトロリーポールを作成。
使用したのはエアダスターのノズル…ですが、材質の違いがあるので一概にはオススメ出来ません。 太さ的にちょうど良いのですがね…
ここからは本塗装です。
実車の写真にカラー写真がほぼ存在しないので、細かい色味は想像です。
塗装順は、アイボリー→ジャーマングレー→暗緑色の順です。
このあと前面窓に色を差してクリアを吹きました。
窓枠の塗装が出来ていない未完成状態で現地入り
ほぼ完成状態なので許してください
後日、窓枠に色を差してフィニッシュです!
これで正式に完成です!
細々と続けてた路面電車シリーズに初の東北地方の車両です。
最初に作る東北地方の路面電車が秋田市電で良かったのかはさておき…
秋田市電 30形
制作期間:2023.10.20~11.11(16)
塗装:
車体色1:鉄道カラー アイボリーA(小田急アイボリー)
屋根色:Mr.カラー ジャーマングレー
窓枠:ガイアノーツ 赤とブラックによる調色