池谷車輛館

改造、製造したプラレールを紹介するブログです。

相鉄6000系

今回は 相模鉄道6000系の紹介です

お誘い頂いていましたとあるイベントに向けて制作をしていた車両でした。

 

今回も加工数を少なく楽して作ることに念頭を置きつつ、制作を進めていきます。

 

 

f:id:iketani-atuage:20240123210821j:image

種車東京メトロ日比谷線13000系。最近中古価格が割といい値段するみたいですが、今回も惜しみなく使用します。

 

 

 


f:id:iketani-atuage:20240114022955j:image

肝心の顔などの部品は 3DCADで作成後、3Dプリンタで印刷

 


f:id:iketani-atuage:20240114022926j:image

顔が付くとイメージはこんな感じ。

新メカのネジ受けを避けるために顔が少し厚くなってしまいました。

 

 


f:id:iketani-atuage:20240114023002j:image

窓のサッシは 3DCAD上でそのままはめ込むことで再現出来るパーツを設計しました。

 

 

 


f:id:iketani-atuage:20240114022949j:image

前述のパーツを取り付けるとこのような感じに。

 


f:id:iketani-atuage:20240114023009j:image

Pカッターやクラフトのこを駆使してクーラーやパンタグラフを撤去。

 


f:id:iketani-atuage:20240114022939j:image

今回はネジ棒を残すために、切り取る前に長細いプラ板でネジ棒位置を固定してからクーラーを完全に撤去する手法を取りました。ぶっちゃけ面倒です()

 


f:id:iketani-atuage:20240114022946j:image

車両肩部分のモールドもヤスリで削り落とします。

 

 

f:id:iketani-atuage:20240122010742j:image

整えた後、屋根に0.5mmプラ板を貼り付け

 

 


f:id:iketani-atuage:20240123210847j:image

貼り付けた0.5mmプラ板の上に細切りした0.3mmプラ板を接着します。

 

 

 

f:id:iketani-atuage:20240116002217j:image

加工が終わり次第、サーフェイサーを塗布していきます。

 


f:id:iketani-atuage:20240122010819j:image

パンタグラフの加工です。

使用したのは別体になっている製品のパンタグラフ


f:id:iketani-atuage:20240122010748j:image

内側のモールドを切り抜き、2mm丸棒を接着してPS13パンタグラフ風に。


f:id:iketani-atuage:20240122010835j:image

搭載する車両にプラ板で渡り板を再現(忘れてた)して載せるとこのように。

 



f:id:iketani-atuage:20240122010738j:image

いよいよ塗装の工程です。

塗装順は色々悩んだのですが、先に白の細帯から塗ることにしました。

 


f:id:iketani-atuage:20240122010805j:image

使用したのはガイアカラーのアルティメットホワイト。

 


f:id:iketani-atuage:20240122010732j:image

2mmマスキングテープで 帯の部分のみマスキングしていきます…

 


f:id:iketani-atuage:20240122010829j:image

マスキング後、次に赤色を塗るため 赤帯が来る場所をマスキング…

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010822j:image

使用したのはガイアカラーのブライトレッド

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010832j:image

次は車体中央部に入っているグレー。

こちらはアルティメットホワイトをベースにピュアブラック+ブライトレッドを少々足して調色しました。

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010725j:image

白い車体に塗っているので、イマイチ塗れてる感触がありませんでしたが、問題なく塗れていました😅

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010812j:image

最後の車体色、青色を塗るために剥がしてマスキングし直します。

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010759j:image

こちらはガイアノーツのネイビーブルー。

素のままでも良かったのですが、白っぽい車両に塗ることを配慮して少しブラックを足しました。

 

このあとマスキングの都合で後回しにした 車体上部の赤帯を塗り、車体色の塗装は全て終了。

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010745j:image

最後に屋根の色となるMrカラースプレーのニュートラルグレーを塗布

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010809j:image

車体の乾燥待ちをしつつ アルティメットホワイトにビリジアングリーンを少々足して 幌の塗装を行います。(こちらは筆塗りで)

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010825j:image

完成してから写真見返したらもっと緑色が濃くても良さそうでした…。ここは失敗です。

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010839j:image

塗装が乾いた頃合をみて、緊張のマスキング剥がしの義。

割と綺麗に出来てとりあえず安心です。

 

 


f:id:iketani-atuage:20240122010735j:image
塗装が漏れてしまった箇所を細筆でちまちま修正。ドアの辺りとか気をつけた割には漏れてました🥲

 

 

 

f:id:iketani-atuage:20240123202721j:image

窓やヘッドライトに色さし。別途塗装した幌も接着。

 

 


f:id:iketani-atuage:20240123202725j:image

屋根に用意したベンチレーターを接着すれば、最終工程のクリア塗装に移行です。

 

クリア塗装が乾けば、いよいよフィニッシュ!

 

 

・完成!

相鉄6000系は組成バリエーションも数多く その中から4連をチョイスしました。

目論んだ通り、赤色の車輪が似合ってます。

 


f:id:iketani-atuage:20240123203034j:image

PS13風パンタグラフ

 

 

f:id:iketani-atuage:20240123212051j:image

先頭車 クハ6500形 

この号車には幌を装着しました。

 

f:id:iketani-atuage:20240123212057j:image

2号車 モハ6100形

妻面部分に窓が無いのは仕様です(手抜き)


f:id:iketani-atuage:20240123212054j:image

3号車 サハ6600形

モハ6100に同じく妻面は手抜きです


f:id:iketani-atuage:20240123212047j:image

後尾車 モハ6000形

 

 

以上です。

今後も日比谷線13000系を使用した改造車は幾つか考えていますので、ご期待ください(?)

 

 

相模鉄道 6000系

制作期間:2023 12/20~2024.1/23

種車:東京メトロ日比谷線 13000系

使用塗料:

車体色青:ガイアノーツ AT22 ネイビーブルー+ピュアブラック

車体色グレー:ガイアカラー アルティメットホワイト+ピュアブラック+ブライトレッド

車体色帯赤:ガイアカラー ブライトレッド

車体色帯白:ガイアカラー アルティメットホワイト

屋根:Mr.カラースプレー ニュートラルグレー