都営10-000型の紹介です。
1978年に都営新宿線へと導入され 2018年まで活躍していました。
この都営10-000型(いちまんと読みます)ですが、1971年から1997年にかけて製造されていた為 製造時期により外見などに差異があります。
今回私がモデルにした編成は1992年に製造された7次車で 筆者も何度か目撃した編成でもあります。
▲京王多摩センターに停車中の7次車。(筆者撮影)
この顔つきでスカートが付いているのが外見で一番目立つ違いです。
至っていつも通りですが、Fusion360で設計。
モデルの制作が終わったので、印刷。
▲印刷された直後の車体
印刷された直後の印刷物はまだ柔らかい為 さらに2次硬化を行います。
▲2次硬化中…(当ててるのはUVライトです)
硬化が終わったら積層痕を紙やすりなどで除去
期限があり急いでいたため、渡り板の設置を忘れてしまいプラ板を貼り付けて凌ぎました。
積層痕の処理が終われば再度サフを吹き塗装です。
画像では既に帯色の黄緑を吹いてるところですが、最初に屋根の色を塗ってます。
黄緑色を吹いたら帯をマスキング。
このタイミングでスカートを塗っておきます。
最後に銀色。
剥がします
これにて車両の塗装は完了です。
このあとペンで窓の黒を塗ります。
別途印刷していた クーラーとベンチレーターを乗せます。
車体にデカールを貼り、完成。
えむかみさん主催の「2022新春改造プラレールコンペ」に向けて制作していた物でした。
時間の関係で先頭車のみの落成となってしまいました。
このあとも作業を続行…
主に中間車の作業をしてました
ひたすら積層痕処理→マスキング→塗装 でした。
後尾車側も塗装です
ライトに色さしするのを忘れていたので、先頭、後尾ともに色さし。
そして完成です!
8両編成です。おかげでストックしていた電車台車が枯れました。
前面の窓部分には最終運行時に付けていた7次車ラストランステッカーを再現して貼り付け。ちなみに運用番号と行き先なども最終日のものに合わせてます。
都営10-000型(7次車)
・種車:なし(3D CAD) (レジン製)
・制作期間:2022.1.23~2022.2.20
・使用塗料
車体色:タミヤ シルバーリーフ TS-30
帯色:タミヤ ライトグリーン TS-22
屋根色:Mr.カラー ニュートラルグレー
スカート:サフ(タミヤ ファインサーフェイサーL ライトグレー)
クーラー:タミヤ シルバーリーフ TS-30
グロベン:サフ(タミヤ ファインサーフェイサーL ライトグレー)
クリア:Mr.スーパークリア 半光沢
サーフェイサー:タミヤ ファインサーフェイサーL ライトグレー
画像ギャラリー
▲第12回町田トレインコネクションにて。 関東大手各私鉄のコルゲート電車が並ぶ。
▲第8回 鉄道模型広場inルミエール府中にて 2022.5.4
様々な形態の10-000型が並ぶ。(左から自作品、iwatetuさん作10-000、銀嶺さん作の試作車)
▲第8回 鉄道模型広場inルミエール府中にて 2022.5.4
高架区間を走り抜ける10-000。
▲京王線ダイヤ運転会(2022/11.19)